てんかん症状の原因と対策

てんかんの症状は人間だけでなく、動物にも起きることがあり、犬の場合でも100匹に1匹ほどの割合でてんかんが起き、猫もてんかんを起こします。

猫の場合、複雑部分発作、全身的な部分発作がてんかんの症状として多く見られますし、飼っている猫の行動がおかしいという場合ですが、なかなか動物病院でもその症状を見極めることが難しくなります。

脳の画像診断などで、てんかんがどのような原因で起こっているかも考えていかなくてはいけませんし、完全に猫のてんかんを予防することはできませんが、脳の腫瘍をおさえるための措置をとっておくことは重要です。

予防接種で予防できる病気は予防すること、そして普段から定期的な健康診断を行ってもらうことが重要で、特にウィルス感染症は、ワクチンでしっかり予防していくことが重要です。

人間もてんかんの原因にストレスがあるくらいですから、猫もストレスを感じる動物で、ストレスをできるだけ感じさせないようにすることも大切です。

猫も室内でストレスを感じさせないように、室内の温度や湿度管理もストレスに注意して、万が一発作が起きてのたうちまわるような時は、抱いたり触ったりするのではなく、そばで危険がないよう見ていることが大切です。

家具や壁に頭をぶつけたり、呼吸が全く制御できなくなったりすることのないよう見てあげ、目の前の壁にクッションや段ボール、タオルを配置するなどして、猫の安全を確保してあげることをおすすめします。

猫のてんかん症状関連ページ

犬のてんかん症状

犬にもてんかんの症状が出ることがありますが、発症する犬は統計上では1〜2％とされており、体質的に発症しやすい『素因』があるからだと言われています。